児童養護施設に入所中の子どもたちを対象とした キャリア授業

「働く」ことへの興味・関心を刺激し、会人となる準備に踏み出すきっかけづくりをサポート

子どもの職業観形成にあたっては,親・家族等から影響を受けることが多い。の考えに基づき、私たちキャリアコンサルタントとして、比較的、職業観形成をする機会が少なく、環境としてキャリアの幅が狭くなりがちな児童養護施設に入所している児童・青少年を対象としたキャリア「授業」と「地元企業へ訪問体験活動」を行なっています。
身近に溢れている「仕事」に触れて、興味、関心を持つきっかけとなりなり、少しづつ未来を想像できるようになってほしい・・。そんな想いで活動を開始しました。
授業に無関心だった子どもたちの表情や行動の変化には、私たちが元気と勇気をもらっています。

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2021年 小学5・6年生

ヴェルコート牛田早稲田SATONOWA住宅展示場にて、「家を知ろう」を目的に、家が建つまでの過程を動画鑑賞。家を建てるためには、様々な職業の人たちが協力していることや初めて知る「仕事」に驚きながら熱心に動画をみていました。モデルルームの中に隠されているアイテムを写真で撮るという遊び心をくすぐる宝探しゲームも準備していただき、学びと遊びを楽しみました。

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2021年 小学5・6年生

筆の原材料での輸入先や化粧筆の作り方など熊野筆にまつわるクイズを楽しみながら、工場の見学をしました。見学の最後は熊野筆を実際に触れて・使って、自分たちの好きな絵を描いてみました。筆に対する職人さんの細かい作業や、筆への想いをしっかり聞いて「はたらく」ことを学びました。